2026/03/08 00:04
近年、3Dプリンターで作られた植木鉢を見かける機会が増えてきました。
デザインの自由度が高く、軽量で、個性的な造形ができるのが3Dプリンター鉢の魅力です。
アガベの育成に関して言えば、陶器鉢よりも優れていると考えています!!
私が制作している Orange8base の鉢も、3Dプリンターで一つ一つ製作しています。
その中で、3Dプリンター鉢によく採用されている構造の一つに
ジャイロイドメッシュがあります。
ジャイロイドメッシュという構造
ジャイロイドメッシュは独特な模様を持つ構造で、
見た目のデザイン性が高く、通気性も確保しやすいという特徴があります。
そのため、3Dプリンター鉢では多くの作品で採用されている構造です。
Orange8baseが大切にしていること
Orange8baseでは、
見た目のデザインだけでなく、植物を育
てる上での使いやすさも大切にしています。
植物を育てていると、必ず訪れるのが植替えのタイミングです。
ジャイロイドメッシュの構造では、
アガベのような植物が持つ 細根(さいこん) が穴に入り込み、
メッシュ部分に絡みつくことがあります。
その状態になると、植替えの際に鉢から抜けにくくなり、
根を傷めてしまう可能性があります。
また、長く使用していると
潰れた細かい土(微粉)がメッシュ部分に詰まり、
水はけや通気性が悪くなる場合もあります。
造形と使いやすさのバランス
ジャイロイドメッシュを使うことで、造形の自由度が上がり、デザインもしやすくなります。
しかしOrange8baseでは、こうした点も考慮した上で、あえてジャイロイドメッシュを使わない設計を選んでいます。
デザインの難易度は上がりますが、
根が絡みにくく、排水性や通気性を維持しやすい構造を意識して設計しています。
植木鉢は、ただ飾るだけのものではなく
植物と一緒に長く使う道具でもあります。
だからこそ
・デザイン
・通気性
・排水性
・植替えのしやすさ
そのバランスを大切にしながら、一つ一つ制作しています。
一鉢から幸せを広げる。
Orange8baseの「8」には
末広がりという意味があります。
植物を育てる喜びと、手に取った方の未来が明るくなるような、
そういう思いで植木鉢を送り出します。
Orange8base


